さて、今回のテーマは、おなじみ、”Stand by me”。
- 公開:1986年
- 監督:ロブ・ライナー
- 出演:ウィル・ウィートン/リヴァー・フェニックス/コリー・フェルドマン/ジェリー・オコンネル/キーファー・サザーランド
- 舞台は1950年代末のアメリカ、第二次世界大戦も終了し、いわゆる”50’s(フィフティーズ)”1)戦争も終わり、一部では”アイゼンハワーの昼寝”と呼ばれている、今日私たちが慣れ親しんでいるアメリカンカルチャー全盛期ともいわれる時代。一般的にフィフティーズというと、1955~1965年前後のことを指す。といわれる時代のお話。
- 当時のブルーカラー的な少年たちの田舎でのひと夏の冒険をシリアスかつ子供目線ながらのウィットに富んだ演出で描き出した傑作。
- スティーブンキング短編集、「恐怖の四季」に収められた一遍”THE BODY(死体)”が原作とされている。
おそらく誰もが一度は観たこと/聞いたことがあるこの作品から、当時の少年たちのファッションやスタイルを読み解いて、”フィフティーズ”を生きた当時の
優良不良少年たちのスタイルについて探りたいと思います。
contents
テディのファッションについて
この映画においては、”フィフティーズ”期の不良少年たちのザックバランな着こなしや、少し背伸びをしたアメカジスタイルなど
飾らないアメリカンファッションが多数登場します。
Part1においては、作中で最も好きな登場人鬱、コリン・フェルドマン演じる”テディ”のファッションについて掘り下げていきたいと思います。
紳士的なのにどこか不良を感じさせる 黒縁メガネ×サイドパートスタイル
まずは冒頭のシーンから、コリー・フェルドマン演じる”テディ”の身だしなみについて。
一応言及しておきますが、作中の年齢設定は12歳です。
まず間違いなく今の日本でのドラマでは放送不可ですね。
現在ではこうした黒縁メガネに7:3のサイドパートスタイルが日本でも非常に市民権を得てきました。
武骨で男らしくも、セクシーで紳士的、潔いスタイルですね。
私もこうしたスタイルを続けていた時期がありました。
イカしたヘアスタイルを目指すならこれを選ぼう
こうしたヘアスタイルにオススメなのが、
LAYRITE
Donnie Hawley氏が1999年にアメリカで設立したグルーミングブランド、LAYRITE。
西海岸スタイルや古き良きアメリカンスタイル、大人の男の身だしなみのために、トラディショナルスタイルを貫き続けるブランドです。
以前の石油性のポマードに比べ、水溶性のLAYRITEのポマードはシャワーでも簡単に落とすことが出来、セット力・ホールド力もしっかりと維持されるため、
機能性と利便性に秀でた名品です。
パッケージやブランディングも非常にクールです。
また、
COOL GREASEシリーズ
日本が誇るグリースメーカー、阪本高生堂のファインコスメティックスより、”COOL GREASE(クールグリース)”シリーズです。
日本でもサイドパートスタイルが流行しだしたここ10年くらいで、だいぶ取り扱い店舗も増え、目にすることも増えたのではないでしょうか。
こちらも水溶性のため、シャワーで簡単に落とすことが出来、またセット力や香り、質感も様々なタイプが色分けで発売されており、
使う人のスタイルに合わせて選ぶことが出来るのが利点です。
ジェルのように”バリバリ”に固まることもないので、強力なホールド感はありながらも、自然に決まる質感もGOODです。
テディの眼鏡はここで探すとよいかも
黒縁で程よい主張感のあるテディのアメリカンスタイルの眼鏡。
こうしたスタイルは、”American Optical(アメリカンオプティカル)”などで探すと見つけやすいかもしれません。
American Optical(アメリカン・オプティカル)
画像出典元:ポンメガネWEBサイトより
“AO”とも略されて親しまれている、アメリカの伝統的アイウェアブランド。
1833年にアメリカはマサチューセッツ州にて創業された歴史あるアイウェアメーカーで、
1969年のアポロ11号月面着陸の際には、ニール・アームストロング船長含めた船員も使用したことで知られ、また、J.F.ケネディ、マルコムX、マイルス・デイビス、ジェームス・ディーンやジョニー・デップなども着用していました。
クラシカルなアメリカンスタイルの眼鏡で、アメリカンアイウェアを牽引する老舗メーカーです。
最近ではサングラス推しのラインナップとなっていますが、アイウェア市場では、ヴィンテージのAOが特に人気です。
こうしたアメリカンスタイルの眼鏡をお探しなら、他にも
ポンメガネ
- 幅広いブランドの取り扱いはもちろん、ヴィンテージモデルもいまだに愛され続けているトラディショナルなメーカーまで取り扱われている。
- 上記記載の”American Optical”の取り扱いも多数。
EFFECTOR(エフェクター)
- 日本でも青山などを中心にマニアック物から定番物まで幅広く揃え、充実したケアでも人気が高い。
- “CRADLE(クレードル)”のオリジナルブランドで、モデル名に、ブランド名の通り、ギターのエフェクターの名前を充てている点が非常にロック。
- アメリカンスタイルの黒縁や存在感のあるアイウェアを数々リリースしておりますが、日本製ということもあり、日本人の顔に合うように設計されているため、あまり気構えずにかけることが出来るのも魅力。
- NEIGHBORHOODやHYSTERIC GLAMOURなど日本を代表するブランドとも数々のコラボを果たしており、評価が高いブランド。
などなど様々ございます。
眼鏡は個人的にも非常に好きなファッションアイテムなので、紹介したらキリがなくなってしまいそうなので、また別のテーマの稿でも触れたいと思います。
テディだけで1記事書いてしまいましたが、それだけ好きなキャラクターなんですよね。
Stand by me はちょっとご紹介したいことが多いので、長丁場になりそうですがごゆるりと読んでいただければ幸いです。
ではまた。
References
1. | ↑ | 戦争も終わり、一部では”アイゼンハワーの昼寝”と呼ばれている、今日私たちが慣れ親しんでいるアメリカンカルチャー全盛期ともいわれる時代。一般的にフィフティーズというと、1955~1965年前後のことを指す。 |